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社会科教員免許を持っている私が、今の北朝鮮問題についてわかりやすく解説してみた

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よくわかんないけど北朝鮮怖い

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アメリカVS北朝鮮がすごい問題になっている現在、

「なんかよくわかんないけど、ミサイル的なやつ撃ってくるかもしれないらしいじゃん?」

みたいな感じで友人と話したら、ミサイルがどこに落ちるとか核シェルターとか暗殺部隊とかの話になって、なんかすごい怖くなったC子です。


普段ニュースとか見ない若者も、さすがに

なんか遠くの国でドンパチやってるくらいなら別に気にならないけど、日本に危害が加わるとなるとなんか途端に不安になった

って思ってると思うんですよね。


なので今回は、

・でも北朝鮮とかアメリカとかミサイルとか戦争とか、どうなってああなってるのかよくわかんねえ!
・調べても難しいニュースサイトしか出てこねえ!
・カール・ビンソンかっこいい


という人のために、つい先日中学校社会・高等学校地理歴史・公民科の教員免許を取得した私が、この北朝鮮を取り巻く問題について、できるだけわかりやすく、図解なども含めて解説していきたいと思います。

なんで対立してんの?

そもそも北朝鮮とアメリカって、なんで対立してんのや?

まずここから。

第一次朝鮮戦争

時代は遡って第二次世界大戦後。
日本に原爆が落とされ、ポツダム宣言で降伏したあの大戦争から5年後の1950年6月25日、北朝鮮と韓国の間で朝鮮戦争が起こります。

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で、この朝鮮戦争、圧倒的有利だったのが北朝鮮側。
あっというまに韓国は押し負けてしまい、朝鮮半島は北朝鮮側にほとんど制圧されてしまいました。

アメリカの介入

これをやばい、と思ったのがアメリカさん。

やばい!共産主義の北朝鮮が朝鮮半島を支配したら、その影響がアジアにも出る!

▼共産主義ってなんぞ?
階級や財産の対立がない、みんな平等の世界をつくろう!
財産はみんなで共有するよ!貧富の差もなくなるね!
給料もみんな同じ!働いてもサボっても同じ!


アメリカは、共産主義国である北朝鮮が朝鮮半島を支配し、アジアが共産主義に染まるのをとても恐れました。
また、朝鮮戦争では共産主義の北朝鮮がイケイケなのに加え、1949年には同じ共産主義である中国がアジアに誕生しています。


共産主義の国が増えるとアメリカにとって不利な状況になるので、なんとしても北朝鮮が勝つのは避けたい!

もう直接ぶん殴るしかねえわwww


と、アメリカは朝鮮半島へ「国連軍」を派遣し、朝鮮戦争への軍事介入を決意します。
つまり、韓国側に大国アメリカが味方した訳ですね。

この国連軍の総司令官は、戦後の日本にも来たGHQのマッカーサー元帥
マッカーサーは、ソウルのすぐ近く、仁川(インチョン)に国連軍を上陸させ、北朝鮮軍をボッコボコに。
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中国、襲来

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引用:鴨緑江 - Wikipedia


いい感じで北朝鮮軍をボコボコにしていたアメリカ・韓国ですが、北朝鮮をあと一歩のところまで追い詰めたと思ったら、


朝鮮半島と中国の国境を流れる鴨緑江の向こうから


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30万人もの中国軍がやってきました。


やべえwwwwwwチャイナ来たったwwwうはwww


こうして、朝鮮戦争は北朝鮮側に中国軍が参戦

つまり、


中国・北朝鮮

アメリカ・韓国

この2つの陣営の戦争となっていきます。

朝鮮戦争、休戦

もともとは韓国VS北朝鮮の戦争だった朝鮮戦争が、アメリカや中国の参戦によって事態は複雑に。
戦争も決着がつかず長引くばかりで、膠着状態に陥ってきます。

そうすると、どこからともなく

いったん戦争やめね?

という声が上がってきます。


こうして、ソ連の国連代表マリクの仲介で、

魔法カードオープン!「一時休戦」!

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1953年、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれたのでした。


しかし、ここで注意しておきたいのが、朝鮮戦争はあくまで「休戦中」なだけであって、戦争が終結したわけではないということ!
ケンカは止まったけど、まだ仲直りの段階には至っていない…って感じ。

なので、北朝鮮と韓国の境目は「国境」ではなく「軍事境界線」なのです。

中国何してんの?

さて、鴨緑江の向こうから颯爽とやってきて、北朝鮮軍側についた中国でしたが、彼らはいったいどうしたのでしょうか?

ベトナム戦争

結論からいうと、アメリカ・中国は無事に仲直りをしました。
そのきっかけはベトナム戦争
ダイオキシンが入ったトンデモ毒薬「枯葉剤」がまかれ、その影響で下半身が繋がった奇形児「ベトちゃん・ドクちゃん」が生まれたことはかなり有名です。


このベトナム戦争、アメリカは大変な苦戦を強いられます。
ベトナム戦争でアメリカが北ベトナムに落とした爆弾は255万トン。
これは、太平洋戦争のときに日本に落とされた爆弾の約20倍もあると言われています。

そんな大量の爆弾を投下されても、ベトナムの人々は決して屈しなかった。
ゲリラ戦や独自の物資支援ルートをたくみに使用し、アメリカ軍を次々とボッコボコに。

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こうなるともう、アメリカも戦争なんかやってられない。

あなたと撤退したい


アメリカはベトナム戦争の撤退を決意するのですが、このベトナム戦争でアメリカが戦った北ベトナムを支援していたのはあの中国。
鴨緑江の向こうから襲来してきた中華人民共和国です。


中国と仲直りしないと、ベトナム撤退厳しくね?

スムーズにベトナムから撤退するには、中国との改善関係は必要不可欠でした。


また、この時中国側も、中ソ対立でソビエト連邦(現ロシア)とちょっと気まずい雰囲気になってる。
なんかちょっと戦争とか起きちゃうのでは?やばくない?みたいな感じ。

加えて中国国内では、文化大革命とかいうとんでもない大騒動が起きている。
ソ連には睨まれ、国内では大混乱。

こんな時にアメリカとケンカとか無理やで

と、中国も「アメリカと対立している場合じゃねーな…」と思い始めます。

北京空港でボクと握手

こうして、アメリカ・中国間では「仲直りしたいな~チラッチラッ」的な雰囲気が強まり、ついに1972年、アメリカのめっちゃ偉い人であるニクソンさんが中国に来訪します。

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引用:リチャード・ニクソン - Wikipedia


北京空港でボクと握手!

こうして1979年、ついに米中国交正常化
晴れてアメリカと中国の仲直りが達成されたのでした。めでたしめでたし。


あれ?誰か忘れてない?

あれ?誰か忘れてない?

そう、北朝鮮です。

朝鮮戦争の対立軸、
中国・北朝鮮

アメリカ・韓国

において、中国とアメリカ・韓国側は無事に仲直りをしましたが、北朝鮮側とはまったく国交を回復していません

そしてこの北朝鮮、民主主義や自由の女神を象徴とする「自由の国アメリカ」が最も嫌いな共産主義の独裁国家。
こうしてみると、アメリカと北朝鮮の対立関係が見えてきたと思います。

まとめ
アメリカと北朝鮮の対立は、朝鮮戦争のころから
「自由の国」アメリカと「共産主義」の北朝鮮

ぼっちの北朝鮮

アメリカと北朝鮮の仲の悪さは前述したとおりですが、じゃあ北朝鮮ってどこと仲いいの?


A.どことも仲良くない


そう、北朝鮮は、アメリカに目をつけられているだけではなく、国際的にも孤立しているのです。
理由は核兵器の所持とそのアピール


日本には「非核三原則」があるため核兵器は保有していませんが、アメリカをはじめロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、そして北朝鮮などの国は、実際に核兵器を保有しています。
中でも、アメリカとロシアの保有数はダントツ。

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引用:核保有国の一覧 - Wikipedia


なんで北朝鮮だけこんなに批判されてんのや?

それは、核兵器を他国との交渉に利用しているから。


核保有国は存在するものの、現代の世界的には、

核は強力だけど、やばいめのやつだから使わないどこ

という考えになりつつあります。
核兵器ってほんとやばいからね。広島の原爆ドームとか昼食前には行かないほうがいいです。食欲が失せるので。

しかし、それに対して北朝鮮は、

核所有国ぞ?我、核所有国ぞ?

って感じでめっちゃ煽ってくる。
「核使われたくなかったら物資の支援しろ!」とか言ってくる。
北朝鮮はものすごく自国の生産力が低いので、他国の支援に頼らないと食べていけないのですが、その他国にも核を盾に支援を強要している状態。


金貸してくれなかったら殺す!

とか言ってくる友達と今後も付き合いたいと思いますか?
間違いなくLINEでブロックされるよね。
北朝鮮は今こんな感じなんです。

アメリカの本音と建前

で、北朝鮮とズッ友になれそうもないアメリカは、

せめて核開発とかやめない?

と、何度も呼びかけていますが、北朝鮮はそれをずっと既読スルーしています。

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核開発をやめさせたいのはなぜ?

アメリカはどうして北朝鮮の核開発をやめさせたいのか?

表向きには「国際的に核開発や核兵器の使用を制限しよう」という雰囲気があるからだと言えます。
危ないし、被害は大きいし、核なんか使ったら大惨事になる。
核拡散防止条約をはじめとする、核兵器に関する条約もたくさん作られています。


しかし、アメリカの本音的には、

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”世界最強の軍事大国アメリカ”の称号を、北朝鮮に奪われたくないのです。
ナンバーワンでいたい!オンリーワンなんかクソ食らえ!世界最強はアメリカだ!

今までは、他国の支援なしに生きられない北朝鮮ごときアメリカ様の敵ではなかった。
そのため、「核やめよ~」的な勧告はしていたものの、北朝鮮のことは雑魚程度にしか思っていなかった。


しかし、その雑魚が「核弾頭の小型化」に成功したというニュースが飛び込んできます。

核実験を繰り返し、着実に強力な核兵器の生産を続ける北朝鮮。
さすがにアメリカもこれを無視することはできない。

穏健派から武闘派へ

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そういった北朝鮮の核問題に対し、アメリカの前大統領、バラク・オバマが取っていたのは「戦略的忍耐政策」

▼戦略的忍耐ってなんぞ?
北朝鮮が核開発をやめるまで無視を続けること。
それまでは軍事アクションを起こさず、北朝鮮が核開発をやめてくれるのを待つ姿勢。


この「戦略的忍耐」、結果としては失敗だったという見方が強いようです。
オバマが北朝鮮を無視している間に、北朝鮮はあんなに核兵器の開発を進めてしまった。

そこで出現してくるのが、色々と世界を騒がせているアメリカの新大統領、ドナルド・トランプさん

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「穏健派」オバマに対して「武闘派」とも言われているこのトランプ大統領。
北朝鮮へのアピールのために、シリアにミサイルを何十発も撃ったとか。


トランプ大統領は「力による平和」を目指し、北朝鮮にもどんどん強い圧力をかけています。
なんかすっごい怖い人っぽいけど、実はすごいいい人だとか、気配りのできる人だとか、大統領選の時の暴言は演技だった…なんて言われたりもしています。
ギャップ萌え狙ってるのかな?私そういうの弱いんですよね。

アメリカと北朝鮮って戦争するの?

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正直、アメリカと北朝鮮が戦争をするのかどうかはわかりません。
確実に開戦する!という人もいれば、開戦の可能性は低い、とも言われています。


個人的な意見としては、開戦するもしないも一般国民の意思ではきっと決定できないので、どんな事態になってもいいように最低限自衛はしておくべきかな、と思ってます。
ビン・ラディンを暗殺した特殊部隊が金正恩を暗殺しようとしてるだとか、アメリカのサイバー攻撃で北朝鮮のミサイル実験を妨害しているとか、ネットでもテレビでも色んな情報が溢れていますが、どれも本当なのかな?って感じだし。


あとは、最近神奈川県の横須賀基地を出港した日本の護衛艦「いずも」がかっこいい。

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横須賀いったときに生で見たよ!
blog.clogclog.com

最後に

そんな感じで、北朝鮮問題に関する基本的な知識を本当にざっくりとまとめてみました。
なんとなくこの知識が入っていれば、難しいニュースにもなんとかついていけるんじゃないかな~くらいです。
専門的なことは難しいニュースサイトに載ってると思うので、そっちもチェックするとドヤ顔できると思います。

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